なすしおばら山の会

2021.10月~12月

2021年10月24日 新入会員歓迎山行

メンバ―

1グループ:クロさん(L)・朔ちゃん(S)・るな・ろっきー・わさ・こばちゃん・AKIKO・イトちゃん・ラッセル

2グループ:急便(L)・ケンちゃん(S)・ピーちゃん・藤田さん・にゃおき・とら・えみ・とこ                   以上 17名                          

今日は、那須塩原山の会の新入会員歓迎山行です。数日前、寒気の影響で山頂付近は、雪模様で当日の天候が心配だったが、前日の天気予報では晴れ模様となり、山に行ける事へのうれしさがこみ上がった。山行当日、天気は快晴、風も弱く登山には、もってこいの1日である。

7:54   参加人数は17名、2グループ分かれ山行開始。登山道は2日前の霙が溶けてグチャグチャの悪路であった。足をとられながらも、ゆっくりアップ・ダウンの道を慎重に歩く。姥ヶ平到着すると、頭上に美しい茶臼岳が私たちを待っていてくれた。姥ヶ平の撮影スポットのひょうたん池では、池に映る茶臼岳はとても美しく疲れを癒してくれた。姥ヶ平で集合写真を撮り帰路に向かう。紅葉は終わりかけであるが、遅い紅葉や雪の被った遠くの山々が見えた。

12:53  17名無事下山。密にならないよう注意し皆で昼食を食べた。次回は恒例のご婦人方が作る手作り料理を食べたいな!!料理の内容は次回のお楽しみに           

親睦も深まり楽しい1日だった。これからもどんどん山行に一緒に行こう。よろしくお願いします。ありがとうございました。

筑波山 東筑波ハイキングコースから

2021年12月19日(日)

メンバー:A班 まなちゃん(CL班長)、ゆず、めいみ、misaogano、せき、ケンちゃん、まーちゃん、あやや、かかと

B班 あち(SL班長)、とこ、るな、えみ、ビーさん、サエちゃん、ゆみちゃん、さるちゃん

 

最も低い日本百名山である初冬の筑波山を、西側の薬王院から登る計画でした!ところが、予定していた深津林道が通行止めになり、改めて筑波山神社からのロングコースに変更しました。申し込み開始1分で定員オーバー、キャンセル待ちが発生する状況で、参加人数を大幅に増やし2班体制で実施することにしました。

前日まで冬型の気圧配置で那須・日光ではかなりの降雪があり、当日朝もかなり冷え込みました。筑波山神社ではもう「謹賀新年」が掲げられ、宮司がすす払いを行っていて、新年の準備が始まっていました。迎場コースでつつじケ丘を経由して、霜柱タップリの東筑波ハイキングコースを歩きました。コースは整備されていますが、メジャーではないためすれ違ったのは2人だけでした。筑波高原キャンプ場(閉鎖中)では高原山や日光連山を眺めながら早めの昼食をとり、北面からキャンプ場コースで女体山に向かいました。

それまでの静かさとは打って変わって、女体山頂は大勢のハイカー・登山者で賑わっていました。期待していた富士山は山頂部が雲に隠れ、裾野が何とか確認できただけでした。しかし、筑波山の上空は見事な青空!風もなく最高の登山日和に恵まれました。

男体山をピストンして御幸ヶ原に戻ると、団子やお汁粉でエネルギーをチャージして、定番の御幸ヶ原コースでケーブルカーがすれ違う場面に遭遇して、無事神社まで下山しました。神社では結婚式の場面にも遭遇しました。

下山後は「あけの元気館」で入浴して帰路に着きました。いよいよ丑年も押し詰まり、駐車場では『よいお年を!』と挨拶して解散となりました。【まなちゃん 記】

 

【コース概要】駐車場8:00-筑波山神社-つつじケ丘9:10-(東筑波ハイキングコース)筑波高原キャンプ場-女体山11:30-男体山12:15-筑波山神社-駐車場14:30

女体山からの眺望
やっぱり、山よりダンゴ
男体山頂 17名の大パーティー集合
初筑波山メンバー(M.Yさんも)

比企三山

参加者:朔ちゃん(L)、サエちゃん、とこ、山キュー、まさ、あっきー、わさ、急便の8

 

比企三山と聞いても、わからない方が多いと思うのでちょっと説明する。比企三山の山域は「奥武蔵」で埼玉県の西部に位置する。

今回は、外秩父七峰縦走コースの中にも含まれる三山を時計周りに周回した。

ヤマメの里駐車場からスタートする。時間は、計画書通り。

最初の山は「笠山」。関東百名山/日本百低山の山だ。山頂は東峰と西峰に分かれており最高峰は東峰(837m)にある。私が昔に登った時はそれを知らずに西峰だけしか登らなかった。

その後に、その事実を知り再度登った。次の山は堂平山で2019年に関東百名山に新たに加わった876mの山。山頂近くまで車でも来られて天文台やキャンプ場、パラグライダー滑空の離陸場所もある。途中の登山道からは大空を飛び回る様子が見える。山頂からの眺望も抜群なので、本当はこの山頂で昼食にするのがいちばんなのだが足並みがそろっているので順調にここまできている。

よって、昼食は予定通りの場所まで行ってから。登山道の日の当たる景色の場所とも思ったがいつのまにか定峰峠に着いてしまったのでここで昼食にした。

三つ目の山は、大霧山(767m)。山頂の北面は視界が開けている。見下ろす秩父高原牧場には、5月中旬から6月上旬まで1500万本ともいわれているポピー畑が出現し山頂からも赤く染まった牧場を見ることが出来る。そしていよいよ下山。粥新田峠からは、登山道ではなく道路を歩く。分岐がしばしば現れるのでそのたびに迷う。理由は地図を持っているのに見ないからだ(反省)。道路沿いには小さなミカンの木がたくさんあり実もたくさんなっている。先頭グループから数人が離れてしまったので次の分岐で待っているとビニール袋にミカンをつめて持ってきた。ミカンの木の持ち主のかたが取ってもいいと言われて収穫してきたようだ。

私もひとつ、いただいてみたがまずくはないし酸味もなかった。計画予定時間よりも30分ほど早くに到着し、無事下山。歩きごたえのある充実の山行になった。    朔ちゃん 記

冬の日光白根山

2021.12.5
参加者 つんさん(L)、まなちゃん、わこ、山キュー、ノンちゃん

日光白根山2578mは関東以北で一番高い山であり、日本百名山の一つ。標高が高いことと、山頂手前の岩場の急登は積雪の状況によっては高度な技術と体力を要求される山だ。 

今回は菅沼登山口からのピストン。弥陀が池までは樹林帯。先日降った大量の雪のあと、かなりの雨が降ったこともあり、樹林帯から先はアイスバーンの上に更に雪が積もった状態だ。

しかし、積雪量がそれほどでもないことで、アイゼンが効いて歩きやすい。

岩の多い急登をあえぎながら登る。 風もさほどでもなく、最高のコンディションであった。日光連山は雪が無く、燧ヶ岳は山頂がガス、でもこの時期では最高の景色が見えた。弥陀が池に下山し昼食。凍った池の縁を歩き樹林帯を下山。

日光白根山は天候に恵まれしっかりと雪があり楽しい山であった。

つん 記

アイゼン効かせて急登を登る
全員集合
絶景の山頂

【岩場鎖場を思う存分楽しむ! 両神山・八丁峠コース】

2021/11/13

なお、麗子、ミッコ、こばちゃん、ワコ、まなちゃん、山キュー、エ ミリー

「両神山」(1,723m)は、埼玉県の西部に位置する山で、日本百名山のひとつ。

ノコギリのような尾根と切り立った岩壁が特徴的で、古くから山岳信仰の場としても有名。

 ということで、楽しみにしていた両神山。

しかも、岩場鎖場が連続する『八丁峠コース』です。

 八丁峠までは普通の山道ですが、八丁峠を過ぎると、出てきました、岩場鎖場!

両神山山頂まで、30か所近くの鎖場があるそうです。

 天気は快晴・無風の絶好のコンディション。

眺望もよく、八ヶ岳の山々をはじめ、たくさんの山が見え、富士山も〜〜!

 このような絶景のもと、心ゆくまで岩場鎖場を楽しむことができました。

 山頂もギザギザで、人もいっぱい。

やはり人気の山ですね。

 各々なんとか場所を確保して、お昼ご飯♪

 ここで、小学一年生でありながら、そうそうたる山々を走破している“スーパー小学生”に会ったのでした。

 「この間は、甲斐駒ヶ岳を黒戸尾根から登ってきたよ」。

口調から、軽やかに登ってきたのが伝わってきます。

 山々の地図は全て頭の中に入っているそうで、この山はこのルートで何時間というのがスラスラ出てくる。

 「親に連れられて登る」のではなく、「自ら登っている」のがよく分かります。

 将来は、日本を代表する、いや、世界的なアルピニストになりそうです。

名前を聞いたり、一緒に写真撮っておけばよかったかな。

 さて、下山です。

ピストンなので、同じルートを戻るのですが、また岩場鎖場だと思うと、もう、うれしくて仕方ない。 

岩場鎖場好きには堪えられない、楽しさいっぱいの山行でした♡

 エミリー 記

甲武信ヶ岳 楽しかった山小屋泊まり 

  • 2021.11.7(日)~8(月)
  • メンバー:高さん(CL)、麗子、ミッコ、こばちゃん、ケンちゃん、山ちゃん、さるちゃん、あやや、あっきー、ノンちゃん、まさ、以上11名

◆千曲川沿いに苔むした登山道を登り、山頂に着いたら、雪をかぶった富士山が出迎えてくれました。

◆山小屋でのおしゃべりタイム、楽しみにしていました。皆さんからの色々な楽しい話、その中でKさんが話してくれた遭難一歩手前の経験談には、皆、他人事ではないと真剣に聞き入りました。

 それは、山小屋泊まり予定の山行でしたが、同行者が寒さの中、体調が悪くなり、低体温症で歩けなくなりました。山小屋まではまだ遠く、途中の避難小屋にやっと辿り着くことができました。でも、その避難小屋は荒れ果てていて、壁の一部はブルーシートで覆われていて、冷たい隙間風が入ってきます。幸いなことに、山小屋泊りでは持参しないこともあるシュラフを持ち、新聞紙やマッチを持ち合わせていました。廃材を集めて一晩中、火を絶やさないようにして暖をとり、無事に下山できたそうです。

 山には危険なことがたくさんあるから、装備には気を配らないといけないと思いました。◆先ごろの山行で泊まった時には、いびきで眠れない方がいたらしく、今回は、口を閉じて鼻腔を開くテープを貼ってもらったら、効き目バッチリ! 皆、朝までぐっすり眠れました。

翌日の朝、山小屋を出発する時は雨と風だったので、往路の樹林帯を下り、黄金色のカラマツの落ち葉を踏みしめながら下山しました。             【 まさ 記 】  

正に日本一!
まもなく千曲川の源流
甲武信小屋の味のある佇まい
唐松の林を行く

西上州のマッターホルン大岩・碧岩 1,133M    

  • 2021.11.14(日)
  • メンバー:高さん(CL)、あやさん、山キュー、せき、麗子、エミリー、ミッコ、つんさん、以上8名

◆マッターホルンか桂林か! 西上州、南牧村の山里奥深くにそそり立つ2本の岩峰に挑戦する。歩行距離6.9Km、標高差530m、歩行時間4時間30分のお手軽なトレイルだ。途中には三段の滝があり、折からの紅葉の中で、大きなコントラストを見せてくれる。

◆朝6時00分に烏ヶ森公園Pを出発して登山口まで僅か2時間20分で到着できるのも魅力の一つ。

◆このルートで気をつけたいのは、踏み跡が沢山できていて迷いやすいこと、ピンクリボンを忠実に辿っていくことが肝要だ。コースリーダーである小生も2度も間違えた!!

まずは、碧岩を目指す。いきなり斜度70度くらいの2段の岩稜をロープを頼りに登る。かなりの高度感だ。そこを過ぎ、少し険しい登りを続けると頂上だ。浅間山や荒船山など馴染みの山並みの展望が飛びこんでくる。ほっと一息して難関の下りへと! 慎重にロープを使って降りる。

大岩への登りは、ロープや鎖のない、両側がスッパリ切れ落ちた爽快な岩稜を行く。緊張も高まり、慎重に進む。すると意外にあっけなく頂上に着く。碧岩を振り返ると、十二単をまとったお姫様のような優雅で気高いたたずまいだ。登山ルートをよくもつけられたものだと感心するスレンダーな姿。

稜線から離れて樹林帯の中の山腹の下りは急峻で、そのうえ、落ち葉が積って滑りやすく、恐る恐る、杖を頼りに歩みを進める。南牧川の源流や三段の滝を過ぎ、沢沿いの道を幾度も丸太橋を渡っていくとトイレのある登山口に降りる。

帰りに、68年ぶりに有志で復活させたという秘湯中の秘湯、星尾温泉木の葉石の湯で疲れを癒し、さらに線ケ滝の清く優雅な姿に心を清められ、帰路に着く。

西上州の岩山は面白い。南牧村のガイドブックには12の個性的な岩山が紹介されている。一般向きから中級、今回の大岩・碧岩のような上級のルートまで様々だ。マッターホルンの異名を持つ岩峰や、ドロミテや槍ヶ岳と呼ばれる岩峰があるなど、チャレンジ意欲をそそられる。アクセスも良いので、気軽にできる日帰り山行として、通い続けてもいい山々だと思う。お疲れ様!!                               【 高さん 記 】

渓谷の三段の滝
碧岩に挑む
大岩への岩場
大岩から碧岩を望む

【楽しい、きれい、美味しい! 盛りだくさんの新湯富士】

山の会の山行で、初めてリーダーを務めさせていただきました
行き先は、地元、那須塩原市、塩原温泉にある『新湯富士』。

新湯富士は低山で、しかも頂上からの眺望も悪く
なので、今も蒸気をあげる『爆裂火口跡』と大沼園地散策をつけ、更に『山ご飯づくり』をすることにしました。
普段の山行では、山ご飯づくりする時間はなかなか取れないので、たまには、ゆっくり山ご飯を楽しむ山行があってもいいのかな、と

当日は、ちょうど10月に入った新入会員さん4名を含む10名での山行。
新入会員さんとは言え、そこそこ山の経験もある方ばかりのようで、「こんな山じゃ面白くない」と思われるんじゃないかと、実は心配でドキドキ
でも、終わってみたら、
「私の中では今シーズン一番の山行だった」
「岩場、苔、落ち葉を楽しめ、山ご飯も美味しく最高でした」
「景色もバラエティーに富み、山と山ご飯に温泉と、色々楽しめてよかった」
等々の感想をいただき、ホッと胸を撫で下ろしたのでした

コースは、大沼園地駐車場を出発して新湯富士へ。

実は偽ピークの方が立派で、ここで終わる人が殆どかもしれませんが、せっかくなので、ちょっと獣道っぽい所を通って本物のピークへ。
ま、眺望も無く、行ったからと言ってどうと言うことはないんだけど、やっぱ頂上に行かないとね

その後は、爆裂火口跡へ。
「えーっ、こんな景色が見られるの!」と驚く人もいて、リーダー冥利につきます。
温泉神社を参拝して、新湯の方へ。
正式?な爆裂火口跡を見上げ、源泉へ。
もうもうと上がる蒸気は、そこそこの迫力。
その後はヨシ沼経由で大沼に戻ります。

お待ちかねのお昼ご飯タイム♪
個々に作る人と、共同炊飯にする人とちょうど半分ずつ。
私は、計5人分のご飯づくりをしたため、みんなの山ご飯を見る余裕がなかった(^o^;
でも、みんなそれぞれ工夫した山ご飯を作ってましたよ。
お汁粉を作ってくださった方もいたり、とても楽しいお昼になりました

その後は大沼散策。
草紅葉が綺麗〜。
そして、大沼と新湯富士。
こちらも今日の見どころの一つです。
今回は、青空が出てるのに、時折小雨パラつくお天気だったため、終始虹と一緒
目線の高さに虹が見えたり、山と虹が一体化したりと、素敵な光景を何度も見れて幸せでした
「地元にこんないい所があるなんて知らなかった」と皆さん口々に言ってくださり、計画した介がありました。

たまには、こういうのんびりハイクもいいですね。
皆さんのお陰で、楽しい一日となりました。
ありがとうございました。     [エミリー 記]
山ご飯あれこれ
虹と山が一体に!
いまだ蒸気をあげていて、迫力あります
大沼草紅葉と新湯富士

紅葉満喫・日本百名山 巻機山

2021/10/16  (土曜日)

メンバー:なお(L)、ワコ、ノンちゃん、ラッセル、とこ、ミッコ、ケンちゃん、麗子、こばちゃん、あっきー、せき   以上:11

巻機山は群馬県みなかみ町と新潟県南魚沼市にまたがる三国山脈に有り、標高1967mの日本百名山ひとつである。

新型コロナによる何度かの緊急事態宣言も紅葉時期前に解除となり、会の山行も計画通り行けるようになった。

今回は紅葉でも人気の有る巻機山に期待が高まる。

ところが予定していた週に入ると、新潟県には前線と低気圧が近づき、週末に掛けて雨の予報が出ていた。

 出発時間は3時30分と早く、辺りはまだまだ真っ暗で今日の天気をうかがい知れなかった。

630分に登山口の桜坂駐車場に到着。

空はどんより厚い雲に覆われ、駐車場に居た係員も今日は雨だから早めの下山をと忠告していた。

7時、午後からの雨を覚悟しての登山開始。

ところが登るにつれ徐々に天気は青空を取り戻し、五合目になるとなんと、雲が嘘のように晴れて日の光が紅葉を照らし、いっそう山が輝きだした。 なぜなら、我がグループには晴れ男・晴れ女が居たのです。

八合目付近になると紅葉も見頃を迎え、絶頂と興奮で悲鳴に変わって行った!

そして目の前にピークが現れ、足取り軽く山頂に向かったが、無常にも「にせ巻機山」と立派な道標が有り、山頂は”おあずけ”となった。

気を取り直して進み、避難小屋で小休憩を取り山頂を目指した。

11時に巻機山山頂到着。山頂付近は真っ白な雲の中!

雲の中は風と雨粒であったが、先の最高点を目指した。

間もなく行った所に最高点が有ったが道標もなく、石で積み上げたケルンのみだった。

ところがそこは、強風と打ち付ける雨粒が酷く立って居るのも大変な位で、写真だけ撮って即撤収し避難小屋に戻り昼食を取った。 

この避難小屋は今まで行った中で一番きれいに感じる程、清潔感があり好印象だった。

それに、中に有るトイレには初めて見る自転車型の攪拌機があり,用をした後、ペダルを漕いで処理する物だった。

その後の下山も青空の中、晴れ男と晴れ女の明るい(うるさい)トークのお陰か

今日一日、ピークを除けば雨にも降られず、楽しい山旅となった。   ケンちゃん記

心折れた、山頂手前のニセ巻機山
難小屋の中のトイレと自転車撹拌機
巻機山の最高点は雨粒と強風の中!
山頂以外は青空の中、巻機山の紅葉を十分満喫出来た。

晩秋の甲斐駒ヶ岳 ・ 仙丈ヶ岳

 連泊山行顛末記

 2021年10月16日(土)~18日(月)

 

メンバー:まなちゃん(L)、エミリー、山キュー、あち

 

 8月、緊急事態宣言が出されて、会として一先ず中止の判断をしました。しかし、1年越しの2泊3日の貴重な計画、しかも、甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳となれば行かねばなるまい。という訳で、諦め切れずに急遽10月に日程を変更して決行しました。

 

第1日 移動日 大根のおろし汁で食べる高遠そばはお勧めです!

 8月の時点では災害復旧工事のため歌宿までだった林道バスが、北沢峠まで入ることになったのは幸いでした。高遠の人気店で「高遠そば」を食してから仙流荘へ。天気は晴れ、貸し切りバスで百高山のうち未踏の鋸岳(「鹿の窓」もバッチリ見える)、仙丈ヶ岳の馬の背、さらに甲斐駒ヶ岳の勇姿を見ながらこもれび山荘へ到着しました。土曜日にも関わらず宿泊者は少なく、食事前、食事後にプチ宴会、山の話に花が咲きました。

 

第2日 甲斐駒ヶ岳 アルプス屈指の名峰、全国の「駒ヶ岳」の最高峰はヤッパリ最高♪

 予報通り朝から雨。圏外なので山荘の情報を頼りにするしかないが、10時頃に止む予報。登山を諦めて下山するグループがあるなか、我々一行はレインウェアに身を包み、6時半頃に冷たい雨のなか登山を開始しました。樹林帯で順調に標高を上げ、双児山から駒津峰へ。本来ならここで「白い」甲斐駒ヶ岳がドーンと目に飛び込んで来るはずなのだが(^_^;)雲が晴れたと思いカメラを取り出そうとすると、その間にまた雲に覆われるという状況の繰り返しでした。駒津峰から慎重に岩場を越えて六方石、直登ルートを回避して、花崗岩のザレ場から10時過ぎに山頂へ辿り着きました。雨未だ止まず、パラパラと霰が降るような天気で、写真を撮るのに手袋を外すと凍傷になりそうなくらいでした。

 摩利支天には行かずに早々に下山を開始しましたが、駒津峰でのランチの頃は勇姿がはっきり見えるまでに回復しました。仙水峠では青空が見え、鳳凰三山地蔵岳のオベリスクを望むことができました。樹林帯の中では、苔に光り指す「こもれび」が綺麗でした。

 山荘に戻ると、前日と同様にプチ酒盛り。いったい何をしに来ているのやら。

 

第3日 仙丈ヶ岳 南アの女王にとちぎの女王が降臨か?

 予報は晴れ。帰りの時間を見越して早朝4時半、ヘッ電を付けて登り始めました。日の出が近づくと赤く染まる東の空にオベリスクがシルエットになり、山々の後ろから太陽が顔を出しました。大滝頭ではすっかり明るくなり、前日とは打って変わって周囲の山々を見渡すことが出来ました。雲に覆われる時間も多かったものの、甲斐駒ヶ岳・摩利支天、鳳凰三山、八ヶ岳、奥秩父を始め、雲間から富士山も見えました。朝のうち白く雪化粧をしていたのは北アルプスでしょうか。ただし、終始白根三山は雲に隠れていました。

 明るい尾根筋から小仙丈ヶ岳に着くと、美しい仙丈ヶ岳カールが出現しました。途中「カールおじさん」の写真をパチリ、山頂ではY嬢とK嬢「南アルプスの女王」をパチリ。山頂はガスに覆われ展望はイマイチでしたが、直下で雷鳥の群れに遭遇したのはラッキーでした。奇妙な声で鳴く、冬毛に変わりつつある雷鳥がとても可愛らしかった。

 予定より早く午前中に下山して、山荘でランチと相成りました。帰りのバスは満員で、仙流荘で汗を流して帰路に着きました。天候は完璧ではありませんでしたが、日本百名山を2座登頂し、山荘連泊を大いに満喫した山行でした。

 

 

凍えそうな甲斐駒ヶ岳山頂
仙水峠 青空と雲が美しい
仙丈ヶ岳山頂 下山を始めるとガスが晴れた
小仙丈ヶ岳への稜線と甲斐駒ヶ岳・摩利支天

紅葉と絶景の火打山・妙高山(日本百名山2座)

2021.10.8~9 1泊2日 高谷池ヒュッテ泊
リーダー:つんさん。参加者:山キュー、麗子、エミリー、ワコ、ノンちゃん、あやや、ゆみちゃん 以上8名

一昨年は台風被害で妙高山への登山道が崩落して登れず、2度目のチャレンジです。

笹ヶ峰キャンプ場から登山開始、登山口で協力金500円入れるも、キーホルダー欠品。帰りにもらおう。

 紅葉は12曲りというくねくねした登りの前後がちょうど良い感じ。

 

高谷池ヒュッテでチェックインしてサブザックで火打山に向かいます。天狗の庭がきれいです。

火打山山頂は晴れですが、新潟方面は雲の下。他も雲が多くスッキリしないがまずまずの展望でした。

ヒュッテは増築してきれいになっており寝床も広くてきれい。トイレもウォシュレットレット(水ですが)快適です。自分たちグループ8名は全員自炊にしたので、各々がガスで調理。楽しいお酒でした。

 翌日は茶臼山越えて黒沢池ヒュッテにザックデポ。大倉乗越から下り、急登を妙高山へ。

 妙高山初登頂です。土曜日でもありたくさんの人です。

山頂では昨日の火打山であった関西からのご夫婦の百名山50座目で盛り上がりました。

 更に南峰で写真撮影会をして黒沢池ヒュッテへ下り昼食。

 爽やかな湿原を富士見平へ向かいます。

 富士見平から紅葉の美しい景色を堪能して下山しました。

下山後は帰り道の苗名の湯で汗を流して帰路に着きました。

紅葉美しい
火打山に向かって
火打山からの眺望
妙高山登頂

裏那須縦走 笹の道、360度の展望

2021年10月3日(日)

 

メンバー:まなちゃん(CL)、エミリー(SL)、サエちゃん、ラッセル、こばちゃん、

山キュー、さるちゃん、ノンちゃん、あやや、とこ、かかと、えみ、おさる、きぬ子

 

長らく続いた緊急事態宣言が明け、台風一過の翌日、快晴微風の最高の天気に恵まれて奥那須縦走を実施しました。申し込み開始から1分で定員を超え、2班14名での人気の山行になりました。スタートを30分早め、何とかP1、P4に駐車。林道終点までは入れなかったので、往復で30分程度長く歩くことになりましたが、ほぼ予定通りの行動でした。

大峠から大峠山・流石山の急登に取り付くと、標高が上がるに連れて那須連山を始め見えてくる山々や景色が変わり飽きることがない。景色を見ながら登ると、やがて緩やかになり、冬に真っ白な稜線が美しい裏那須縦走の始まりである。目指す三倉山は遠いが、笹の斜面の赤や黄色の木々を眺めながら、笹の道を行く。大倉山近くには五葉の泉があり、水面には青空と雲が映っている。大倉山を過ぎると笹の道は一段と深くなり、足もとの根っこや段差に注意しながら進む。直前の斜面を登り切ると、祠がある三倉山の頂上、360度の展望が待っている。ここまでで本日の中間地点。

昼食をとり、来た道をピストンで戻る。一度歩いた道だけれども、方向が違えば見える景色が違い、やっぱり飽きることがない。稜線上の道を行けば、今度は三本槍岳や茶臼岳がだんだん近づいて来る。稜線から甲子旭岳はピラミダルな堂々とした山容で素晴らしい。

流石山あたりからやや雲が多くなり少々風が吹いてきたが、無事大峠を経由して全員無事に下山できました。晴れ男2人、晴れ女12の山行でした。

笹の道を行く 遠く日光の山脈
三倉山山頂
帰路の稜線 左奥は甲子旭岳
枯れ木 紅葉 笹 雲 青空

三度目の正直、遂に実現した安戸山~弥太郎山縦走

2021年10月3日(日)
参加者:朔ちゃん、せき、ケンちゃん、あち(CL)

山行を計画するも2年連続で台風による中止。今年も台風16号が来ていたが、予定日前に通過してくれた。それでも前夜まで雨だったのと、強風が残っていたので一日ずらしての実施とした。当初参加予定だった方には本当に申し訳ないが、おかげさまで絶好の登山日和となった。

さて、当日早朝車を下山地に配置し、途中アグリパルで他のメンバーを拾い、蟇沼公民館駐車場から登山開始した。最初は『安戸山』を目指す。ちょっと舐めていたが、結構な急登でひと汗かいた。

安戸山から少し戻り、名もなき1101ピーク方向に歩を進める。思いのほか踏み跡がある。メンバー全員足取りも軽い。1101ピークを通過して1213ピークの手前で腰までの笹藪に出会う。ここには踏み跡はない。地図とGPSで方向を確認して、いよいよ藪漕ぎだ。皆適当に登る。この辺からリーダーが遅れ気味になる。(バテるのが早すぎ!)1213ピークの手前はモミジなどの広葉樹が多く、紅葉の時期には最高だろう。

この辺から見える景色が今回のコースの中で最も良かった。千本松の直線道路から西那須野・大田原・八溝方面、箒側沿いには大吊り橋や金沢の田んぼが良く見えた。釈迦ヶ岳や前黒山、更には奥鬼怒の山々も見える。戻って、霞んだ空の先には筑波山もぼんやり見えた。そこから下ると右手に八汐ダムのエメラルドグリーンが樹間に見える。この先も藪漕ぎが現れるが、踏み跡がすぐに見つかり、GPSで確認できるので道迷いはない。ピークを通るルートと巻き道があって、どちらもちゃんと踏み跡がある。

福渡分岐では朽ちた古い看板があって「塩原自然歩道」と読めた。下に向かう道もあり、ここを下って福渡に降りた人もいることだろう。我々は次の目的地である『吐月峰』を目指した。ここだと思われる吐月峰は景色がわるく、早々に『弥太郎山』に向かうべく急坂を降りた。途中、九十九折のような踏み跡が出てくるが、真っすぐ滑るように降りてしまった。

降り切った鞍部で人影を見つける。4人組だ。背中に変な箱を背負っている。どこか訝し気に近づいてきた。挨拶をする。聞くとキノコ採りをしているとのこと。我々が歩いてきたあたり収穫したキノコを隠してきたらしい。それを心配するあまりの訝し気だったようだ。彼らには下山地でも再会する。見せてもらうと見事な舞茸だった。彼らは前の週末にも来て今日の3倍は採ったと自慢げだった。既に買い手がついているらしい。

鞍部から弥太郎山まではずっと登りだ。道ははっきりついている。ここを登り始めてリーダーに限界がきた。どうせ同じ道を戻ってくるので途中で待とうと諦めかけたが、メンバーの励ましで重い足を一歩ずつ進め、途中でザックをデポしてなんとか『弥太郎山』まで辿り着くことができた。弥太郎山の手前には東電の補修路があり、これは素晴らしく除草されていたが、弥太郎山入口にそれらしい看板がなかった。

弥太郎山からは来た道を戻ったが、東電補修路から吐月峰に向かう旧道の間には数mの笹藪がある。旧道にはこれまた朽ちた看板があり、「土平方面、福渡方面」の文字が読めた。昭和30年代のものだろう。旧道を下り、ザックを回収し鞍部へ。そこから真っすぐ吐月峰迄戻らずに斜めに楽をしようとしたら崖に出会った。仕方なく直登で尾根に出た。そこからの下りが結構な急坂で、道迷いしそうな道もあってGPS頼りで無事下山することができた。朝配置しておいた車でアグリパルに戻り解散した。

メンバーの皆様お疲れさまでした。また、励ましありがとうございました。
                          (記:あち)

CONTACT

2018年4月 那須塩原市に「なすしおばら山の会」誕生!
いろいろな山の会で多くの経験を積み重ねてきた、
ベテラン集団が立ち上げた山の会です。
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