日本百名山 磐梯山(福島県猪苗代町)
山行日 2024年6月16日(日)
参加者 土鍋(リーダー).ビーさん.サエちゃん.Kakky.コジロー.ゆき.みーたん(記) 7名
磐梯山は福島県を代表する名山です。山麓の彩り豊かな湖沼群と素晴らしい景観が魅力の山です。
当日は心配していた雨予報もなくなり、清々しいお天気でした。
スタートは猪苗代登山口から表磐梯コースを歩いて行きます。初っ端のスキー場急登は斜度が最高30°程あり、砂利なので、滑らないように慎重に進みます。疲れた時は後ろを振り向いて、猪苗代湖と田園風景の絶景に後押ししてもらいます。しばらくはひたすら登るので、汗だくで体温も上がってきたので1枚シャツを脱ぎました。
樹林帯に入ると涼しくなり爽やかな風が吹き、気持ちよかったです。
赤埴山頂に進みます。これから目指す磐梯山と眼下に広がる猪苗代湖は雄大で素晴らしかったです。[二合目]と刻まれた石碑があり[まだ二合目?]愕然としました。[磐梯山は五合目が山頂]と教えてもらい安堵しました。
※どうして?と疑問だったので調べたところ①[富士山の約半分の標高だから]②[何度も噴火を繰り返し標高が約半分になったから]ということでした。
辺りには多くの花が咲いていました。ギンラン.コケイラン.ハクサンチドリ.イワカガミ.ベニマナイチヤクソウ.サラサドウダンツツジ.ウラジロヨウラクツツジ.ナナカマド.グンナイフウロ.ミヤマキンバイ.マルバシモツケ.タニウツギ.アカモノ.レンゲツツジ.マイヅルソウ.ギンリョウソウ まだまだ沢山名前も知らない花や山野草があり目も楽しめました。
セミやカエルたちも活動が活発でした。一生懸命に生きている様子が耳から伝わってきました。そして水場が二カ所もあり水量も十分。冷たくて美味しい水を飲んだお陰か、疲れた体に少し元気が湧いてきました。
山頂付近には国有種の[バンダイクワガタ]が凜として咲いていました。丁度咲いている時に来られて嬉しいです。小さくとも存在感は大きく[クワガタ]という名前と違って妖精のような花でした。
山頂に着くと晴天の日曜日とあってか、多くの人で賑わっており、海外の方々も見られました。
まずは祠にて[安全登山]のお祈りをし、360°の眺望を思う存分楽しみました。
お腹も空いたので[弘法清水小屋]に戻り、なめこ汁を食べたりコーヒーを飲んだり各々エネルギー補給しました。そこにはイタドリとミヤマオダマキが咲いていました。そして来た道を戻り下山しました。[歩行距離12.5㎞]
温泉場に行く途中[ウルトラマラソン]の参加者を見かけました。頑張っている人を見ると気持ちが高揚します。
[ヴィライナワシロ]は天然温泉でお湯が滑らかで体の芯まで温まりました。一日頑張った体を労り、汗と汚れを洗い流し、さっぱりとして帰宅の途につきました。
リーダー曰く[可愛いお花畑あり迫力の火口壁ありと、変化に富んだルート]言葉通りの表から登る意味がわかる魅力的な山でした。
バテ気味な私のペースにお付き合い下さった皆様ありがとうございました。